ニュージーランド南島への行きかた
日本人の多くのお客様にとって、ニュージーランド南島の玄関口は、クイーンズタウン空港かクライストチャーチ空港になります。クイーンズタウン空港に降り立ったあと、陸路で南島を縦断してマウントクック村やテカポを経由し、クライストチャーチ空港から日本に帰国する「南島ゴールデンルート」が一番人気の行程です。最近は、一都市のみに長期滞在して、その都市から日帰りで様々なアクティビティを楽しむお客様も増えてきました。
どちらのスタイルでも、ニュージーランド南島を訪れるのに、日本からの直行便はありません。北島オークランドで乗り換えるニュージーランド航空、オーストラリア各都市にて乗り換えるカンタス航空、シンガポールで乗り換えるシンガポール航空を利用されるお客様が多いです。
<ニュージーランド航空>https://www.airnewzealand.jp/
<カンタス航空>https://www.qantas.com/
<シンガポール航空>https://www.singaporeair.com/
航空券を購入する歳の注意点は、出発する日本国内の空港から最終目的地の空港まで1枚の航空券として発券すること! 航空券が1枚にまとめてあれば、遅延などで乗り継ぎのフライトに乗り遅れた場合でも、航空会社の責任で最終目的地まで送り届けてくれます。日本発のフライトが遅延したときも、これで救われて、たった数時間遅れでクイーンズタウンに到着して、翌日からは予定通りのご旅行を楽しまれたお客様が数多くいらっしゃいます。
日本のお客さまが数多くいらっしゃる夏季(11月~3月)は、ニュージーランド人やオーストラリア人がパウダースノーを求めて日本へスキーやスノーボードをしに行く時期でもあります。彼らが有給休暇を申請するのは休暇の4~6ヶ月も前!そのタイミングで航空券を予約してしまうことも多く、民族大移動のタイミングで料金が高かったり、席が空いていなかったりすることが多いです。例えば、12月27日頃のNZ→日本行きフライト、年末年始後の1月5日頃や夏休みが終わる1月末に日本→NZへのフライト、桜のお花見の前後など。この時期にしか休みが取れない方は早めの行動を! 反対に、彼らの行動と逆のタイミングで航空券を探せば、お得な航空券が出てくるかもしれません。


ニュージーランド航空は、日本とニュージーランドを結ぶ唯一の直行便。機内に立ち入った瞬間からニュージーランドを感じさせてくれるフラッグシップ・キャリアです。ほぼ一年を通じて、成田空港から北島のオークランド空港まで毎日1便の直行便を運行しています。下半期の11月~4月は週3便が追加運航されます。
オークランド行きのNZ90便は、成田を夜8時に出発してオークランドには朝9時半~10時半頃に到着、ここで入国と検疫を済ませ、国内線に乗り換えるとクイーンズタウン空港やクライストチャーチ空港には午後2時~4時頃に到着します。
日本に帰国するNZ99便は、朝10~11時頃にオークランドを出発し、成田空港には午後6時過ぎに到着します。クイーンズタウン空港やクライストチャーチ空港を朝6~7時に出発するオークランド行き国内線に乗れば、その日のうちに日本に帰国することも可能です。
繁忙期に運航されるNZ94便は、成田を午後出発して、オークランド経由でクイーンズタウンには昼前に到着。帰国時は、クイーンズタウンを夕方出発する国内線でオークランドに向かえば、NZ95便に乗り換えられて翌朝に成田に到着します。NZ94/95便を上手に使えば、クイーンズタウン滞在時間を最大限に確保できます!
<ニュージーランド航空日本支社>https://www.airnewzealand.jp/
<ニュージーランド航空>https://www.airnewzealand.co.nz/
往路はオークランドで入国審査と検疫があります。フライト遅延や同じ時間帯に他のフライトが到着すると、オークランドからクイーンズタウンに向かう国内線に間に合わないお客様がみられます。例えば、オークランドに09:25着(2024/25年夏時間)NZ90便に乗り継ぐ国内線は、オークランド11:35発のNZ619便ではなく、12:25発のNZ637便を選んでいただいたほうが時間に余裕があって安心です。
復路、朝7:00発の国内線でオークランドに行き、NZ99便に乗り換える場合は、クイーンズタウン市内ホテルを路線バス始発前の朝5:30頃に出発するのが良いでしょう。昼間出発のフライトに乗られる方は、クイーンズタウン市内から空港までの国道が慢性的な渋滞に悩まされていますので、時間に余裕を見て、空港までお出向き下さい。
弊社では日本語ドライバーによるクイーンズタウン空港とホテル間の送迎サービスを行っています。早朝や深夜のご予約も承っております。詳しくは下記リンクをご参照下さい。
オーストラリアのフラッグシップ・キャリア、カンタス航空は世界で最も安全な航空会社の一つとして知られています。羽田空港からシドニーへ毎日2便、成田空港からブリスベンとメルボルンへも直行便を運航しています。
シドニー・ブリスベン・メルボルンからは、1日1~4便のフライトがクライストチャーチ・クイーンズタウンまで運航されており、料金と時間帯で数多くの組み合わせを作れます。また、日程や便によってはニュージーランド航空よりもお値打ち価格なこともあります。
<カンタス航空>https://www.qantas.com/jp/ja.html
カンタス航空のメリットは、東京~シドニー便は羽田空港発着であること、オーストラリアでの国際線乗り継ぎ時にスーツケース等を受け取らずに済むことです。ニュージーランドの入国審査と検疫を、クイーンズタウン空港・クライストチャーチ空港で行うため、国内線乗り継ぎのタイミングで気をもむ必要がありません。
注意点は、オーストラリアでの乗り換え時間が8時間以上になる場合や空港外に出る場合はトランジットビザまたはETASが必要になります。国際線乗り換え時に手荷物検査が再度あるので、ニュージーランド出発ゲートでに購入した免税品は、免税品指定袋に入れてもらう必要があります。


その他の航空会社
クイーンズタウン国際空港には、大手のニュージーランド航空・カンタス航空の他に、ジェットスター航空・バージンアトランティック航空が乗り入れています。また、南島で最大のクライストチャーチ国際空港には、この他に、シンガポール航空・エミレーツ航空・フィジー航空などが乗り入れています。
シンガポール航空は、日本国内の複数都市(成田・羽田・中部・関空・福岡)に乗り入れているため、シンガポールでの一回の乗り換えのみで、クライストチャーチまで一気に入ることができるのが大きなメリットです。名古屋・関西・福岡周辺のお客様は、成田空港や羽田空港まで移動する時間やコストなどを考えたら、シンガポール航空も選択肢の一つだと思います。
<シンガポール航空>https://www.singaporeair.com/