タンケンツアーズのキウィ流SDGs

ニュージーランド(NZ)では先住民族であるマオリ族が培った「おもてなし(hospitality)」が文化の中心に添えられています。キウィ流おもてなしはマオリ語で「マナアキタンガ(Manaakitanga)」と呼ばれ、自分たちの住んでいる土地を訪れたお客さまを歓迎する重要な概念として伝統的に代々引き継がれてきました。お客さまを歓迎し、思いやり、礼を持って待遇することは、現代の観光業にも通じるものがあります。

また、他のマオリ語の単語と同様にマナアキタンガにも、ニュージーランドを訪れたお客さまもその土地に住んでいる人の生活や環境を尊重し、ニュージーランドの文化や自然に対して寛容に応じるという広義の意味もあります。

マオリ文化では十分な食料と安全な場所の提供がお客さまをもてなす要素として重要視されてきました。例えば、到着されたお客さまは伝統的な集会所マラエ(marae)に招待され、盛大な歓迎を受けた(whaikoreko)あと、歌でもてなされ(waiata)、ウニ(kina)・パウア貝(paua)・ウナギ(eels)・サツマイモ(kumara)・果物(karaka)・ミズナギドリ(titi)などの旬の地産地消食材(kai)でもてなされるポフィリ(powhiri)という儀式が行われます。江戸時代中期に初めてヨーロッパ人がアオテアロア(Aotearoa:ニュージーランドのマオリ語名)へ移民してきたときにも、マオリ族は長い航海を経て移住してきた勇敢な人たちを盛大にもてなし、自分たちの家族(whanau)の一員として向かい入れたと言われています。

ニュージーランド政府観光局を中心とする旅行業界では、2015年にこのキウィ流持続可能な開発目標を「ニュージーランド観光戦略」の重要なキーポイントとして策定しました。弊社では1993年の創業より環境と地域社会のために貢献しており、国連SDGSの責任ある事業活動にさらに準拠するよう取り組んでいます。さらに、サステナブルツーリズム(持続可能な観光)レスポンシブルツーリズム(責任ある観光)、地域や環境に配慮したエシカル消費を中心とした持続可能な観光実現に向け、以下のマオリ語を三本の柱に添えたビジネスアクションプランを心がけています。

お客さまの心に残るキウィ流おもてなし「マナアキタンガ(Manaakitanga)」

ニュージーランドではマオリ流自然哲学の「おもてなし(Manaakitanga)」が社会の中心に据えられています。マナアキ(mana-a-ki)とは言霊とも訳され、ガイドの言葉の力でお客さまのニュージーランド旅行の充実度は変わってくると私たちは信じています。弊社スタッフは全員、地元の最新情報に精通した日本語を話すニュージーランド人と長年ニュージーランドに在住する日本人。歴史、文化、自然などに詳しく、豊富なガイド経験を積んでいるのに加え、この伝統的なキウィ流おもてなしで、皆さまのニュージーランド旅行が心に残るように心がけています。

お客さまがNZを感じる旅「ファナウタンガ(Whanaungatanga)」

タンケンツアーズでは、遠い日本からいらっしゃった皆さまを家族(Whanau)の一員としてお出迎えします。例えば、弊社の主要商品であるハイキング現地オプショナルツアーでは、通常の大型バスを使った観光ツアーでは訪れることの少ない小さな村々やブナの原生林を訪れます。私たちの現地ツアーは地域に根ざした運営を心がけており、ニュージーランドという土地が持つ感性と地元の人々との触れ合いをお客さまに感じ取っていただきたいと思っています。

環境的に持続可能な経営とガイド運営「カイティアキタンガ(Kaitiakitanga)」

地球の箱庭と呼ばれるニュージーランドの自然環境はとても繊細です。キウィ達はこの自然と共存しながら、マオリ族の伝統的な価値観に従って、美しい湖や奥深い森、荘厳な白銀の峰々を守ってきました(Kaitiaki)。これは、ヨーロッパの価値観である「自然を征服」するのではなく、自然環境と共に暮らしを支え合い、この地に敬意を払って責任を持って環境保全を果たすことです。

弊社の商品プロダクトは、このニュージーランドの自然環境に大きく依存しています。私たちは、山・川・森といったニュージーランドの大自然に深く敬意を払い、子供の頃教えられた「自然を大切にしなさい:自然は親から引き継いだものではなく、子孫からの借りものなのです」を心がけ、将来の世代に向けて積極的に自然環境の保全活動を進めています。